俳優・佐藤 輝-17
 
あそびごころの 佐藤 輝の世界 俳優・佐藤 輝 - 17
2008年1月〜3月

       
 
  

 2008年3月〜7月 18 新しいページへ 古いページ16 2007年10月〜2008年1月 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20  
  21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37
38 39 40 41 42  
  
2008年1月〜3月



雨のホワイトデー 

 紅白の梅に続いて、緑道のハクモクレンが咲きだした。
 ハクモクレンの開花は、そのあたり一帯をひときわ華やいだ雰囲気にする。心地良い春の日差しを感じさせる。
 今日の雨の湿りの中に、ジンチョウゲの香りが漂っていた。

 昨日の稽古休みが明けて、今日の稽古から各場2順目に入り、細かな手直しと小返しが繰り返された。そして今日、靴が届き、カツラ合わせ、衣装のフィッティングも。

 パンフレット用の原稿は昨日が締め切りだったのに、まだパソコンにしがみついている。

 ああ、17日が締め切りのものもあるし、体が二つ欲しい !

 10日の誕生日祝いに松たか子さんからいただいた豪華なバラとトルコギキョウの花束が、更に花を開いて、目と心を慰めてくれる。ありがたい !

 ホワイトデーとは関係のない一日だった。

                  輝 ☆彡 08.3.14


サプライズ、誕生日 

 3月10日、東京大空襲の日は僕の誕生日。

 帝劇の稽古場で午後1時からいつものようにウォーミングアップの後、音楽監督の山口秀也さんの指導で発声練習。
 発声練習が終わった途端、稽古場の蛍光灯が消えて間髪を入れずに山口さんがff(フォルテシモ)でピアノを弾きだした。それは「ハッピー・バースデイ ! 」。そしてローソクを灯したケーキが運び込まれた。

 今日は僕の誕生日ではあるが、その段階ではまだだれの誕生日を祝っての「ハッピー・バースデイ ! 」なのかわからず一緒に口ずさんでいたら「ハッピー・バースデイ ディア」の後が「テルさ〜ん ! 」になって、みんなの視線が僕に向いていた !

 松たか子さんが「泣かないでね」と言いながらバラが沢山入った花束を、松本紀保さんがカードの入ったプレゼントを渡してくれた。
 「ローソクを吹き消して」の声に促されて、一息で吹き消した。



ミュージカル『ラ・マンチャの男』サンチョ 俳優佐藤輝誕生日 バースデイケーキ



 突然のサプライズお祝いにこたえて、僕もとっさにサプライズお返しを考えた。拍手をしている皆さんを制して「すみません、すみません。皆さんに謝らなければならないことがあります。実は僕の誕生日は今日ではなくて、本当は3月1日なのです ! 」・・・・・・。皆が息をのんで、次いでマイナーの落胆の「ええッ ? 」

 気がつくと、いただいた花束とプレゼントは僕の手を離れていた。
 そこですかさず、「待って下さい、待って下さい !  すみませんがもう一つ謝らなければならないことがあります。今言ったことは、全部うそです。今日が僕の本当の誕生日です。お祝い、ありがとうございます ! 」



ミュージカル『ラ・マンチャの男』サンチョ 帝劇稽古場 俳優佐藤輝誕生日



 スタッフと共演者の心のこもったお祝いに感激し、涙なのか汗なのか、したたる滴を稽古着の袖でぬぐった。
 永くなった俳優人生でも、こうした誕生祝いは初めての体験で、しかも『ラ・マンチャの男』カンパニーの中で祝って貰えたことが、僕は本当に嬉しい !

 東宝からのバースデイケーキに加えて、幸四郎さんからのケーキが3個も届き、稽古終了後にみんなで楽しくケーキタイム。

 幸四郎さんからのプレゼントはスペインワイン。それには幸四郎さんと奥様・紀子さんからのステキなお祝いメッセージのカードが添えられている。心暖まる励ましの言葉を何度も何度も読み返した。

 明日からの稽古も気を引き締めて頑張ろうと思う。

                  輝 ☆彡 08.3.10



『ラ・マンチャの男』稽古初日 

 すでに20日から始まっていた『ラ・マンチャの男』の稽古に、今日24日から参加した。

 今日は、最初にサンチョの歌稽古。
 音楽監督の山口秀也さんの歌唱指導で、床屋の駒田君との掛け合い「Barber's Song」から始まって、劇中の冒頭で歌う「Man of La Mancha」、本当に旦那が好きだと歌う「I Really Like Him」、宿の主人、アルドンサと一緒に歌う「騎士叙位の歌」、旦那の見舞いに行きベットのそばで歌う「A Little Gossip」などをサンチョのソロを中心に一通り稽古。この3年間で身体に入った歌の調子は良く、順調な稽古初日だった。
 その後の「ムーアダンス」で今日も汗をかいたが、これからどんどんハードな稽古になるし、冷や汗もたっぷりかかされる。それで、お客さんが喜んでくれる舞台になるのなら、喜んで汗を流したい。

 サンチョ役をいただいた時にあるスタッフから「サンチョは十二指腸潰瘍になるほどハードだから、それだけは気をつけろ」と注意されたが、おかげでそうした病気にはならずに1995年の初出演以来このサンチョ役を続けて来られた。
 その身体に感謝しながら4月の公演も、繊細に大胆に、サンチョを演じたいと思う。

                  輝 ☆彡 08.2.24



ここから下には、1月29日から『チャングムの誓い』公演で名古屋に滞在中に掲示板に書き込んだ文章を整理し、掲載しました。

『チャングムの誓い』千秋楽 

 今日23日、無事に名古屋・御園座公演を終えました。そして夕方、春一番の吹く東京に帰って来ました。

 連日盛況で、お客さんの反応も良く、製作した御園座も松竹も、新しい財産ができたと大喜びの千秋楽でした。
 カン・ドックが拾って育てたチャングムを演じた菊川怜さんの素直で自然な演技が素晴らしく、その柔軟な感性で毎日成長していく菊川さんと舞台を共にし、その瞬間瞬間に直接立ちあえる喜びを感じながらカン・ドックを演じてきました。

 みなさまのご声援に、心から感謝申し上げます。

                  輝 ☆彡 08.2.23 夜

                           ページトップ



舞台公演宮廷女官 チャングムの誓い』
 
韓国MBC・PMC制作 ミュージカル「大長今」より
元生茂樹 : 監修 今井豊茂 : 脚本/西川信廣 : 演出
 

宮廷女官 チャングムの誓い

2007年12月3日(月)〜26日(水) 日比谷・日生劇場
2008年 2月 1日(金)23日(土) 名古屋・御 園 座

『チャングムの誓い』は無事に全公演を終了しました。
皆さまの熱いご声援に感謝申し上げます。


佐藤 輝が、チャングムに「おじさん」と呼ばれている
チャングムの育ての親、カン・ドック役 ! !

主な出演者
主演 チャングム/菊川 怜
チェ尚宮/多岐川裕美 チョン最高尚宮/前田美波里 チェ・グミョン/貴城けい
 ミンジヨンホ/山口馬木也 ハン尚宮/波乃久里子
カン・ドックの妻/角替和枝 カン・ドック/佐藤 輝 ヨンシン女官長/駒塚由衣
 イ・ヨンセン/有坂来瞳 ユン・ヨンノ/石橋奈美

俳優佐藤輝 『チャングムの誓い』カン・ドック 日生劇場 御園座 チラシ



イタリアレストラン「イタリッチ」 

 みなさ~ん!
 名古屋・御園座での『チャングムの誓い』も残り2日、3ステージとなりました。

 夕食は、東の空に満月を仰ぎ見ながら、NHK名古屋放送局横の道沿いにあるイタリアレストラン「イタリッチ」に。
 寒気が少しゆるんだ名古屋。月も真冬の冷たく研ぎ澄まされた輝きではなく、少し春の柔らかな色になっている。
 イタリア料理というと、スパゲッティとピザの店を思い浮かべるが、ここの料理はそんなもんじゃない。
 多彩な食材を使い、料理の種類も多く、実に手の込んだ味付けで、変化に富んでいる。おいしいワインも揃っている。

 「イタリッチ」は、同じ事務所に所属している女優の正司花枝さんに紹介してもらった店で、今月初めて入って食べた味が気に入り、今夜はこの公演中3回目の食事。名古屋暮らしも残り少なくなったのでさよならの挨拶を兼ねての食事だった。

 思い返してみると、この店は、35年前に僕が気にしていた店だった。
 僕は昭和48年6月に放送されたNHK少年ドラマ、ケンとヒロシが主役の『あなたの町』にヒロシ役で出演した。
 4月の桜の頃に名古屋で生活し、下之一色町でロケをした。
折々に、栄にあるNHK近くを散歩したが、NHK横の通りの角地に当時としては珍しいしゃれたイタリアレストランがあった。
 そのしゃれた雰囲気に魅かれて一度食べてみたいと思いながらも、まだ若かった僕にとっては別世界のようで、あこがれただけ、外から眺めるだけで終わってしまっていた店だった。それが、この「イタリッチ」だった。

 今月、初めてこの店のドアを開けた時、昔あこがれた人に出会ったように胸がときめいた。

                  輝 ☆彡 08.2.21 夜



熱い拍手が、最高のビタミン剤 

 夜になって、時々雪の名古屋。冷えています。
 でも、舞台は連日、お客さんが満面の笑顔でカーテンコールに熱い拍手を送ってくれる日々が続いています。
 お客さんの熱い拍手こそが、出演者にとって最高のビタミン剤。どんなに疲れていても、また次の舞台も頑張るぞという気にさせてくれるのが、お客さんの感動の拍手と、喜びの笑顔です。
 少し前の話になりますが、12日に楽屋の僕宛に、名古屋市昭和区の近藤さんから、山を描いたステキな絵手紙が届いた。

 文面は、
2/10 夫婦で「チャングムの誓い」観劇させて頂きました
私は六十三才の酒店主で、自分と重なり共感あり佐藤さんの演技は出色でした
満員のお客様大満足でした

 嬉しい感想です。
 お客さんに共感して貰うために演技をするのが俳優の仕事だと考えている僕にとって、カン・ドックに共感して貰えたことが一番嬉しい。
 近藤さん、ありがとうございました。
 栄養ドリンク100本分の元気を貰いました!

                  輝 ☆彡 08.2.16 夜



バレンタインデー!! 

 バレンタインデーのチョコを送ってくださったみなさん、ありがとうございました!

 バレンタインデーの今朝、名古屋では小雪が舞った。風は冷たい!
 楽屋入りすると、待っていましたとばかりに、女性出演者から次々とチョコレートのプレゼント。これはまるでモテモテで困っているような書き方・・・(笑)

 皇太后さま役の小泉まち子さんは「愛を込めて・・・洒落です」とコメント付き。
 洒落でなかったらどうすれば良いんだと思いながら開けば、金貨チョコ。カン・ドックの酒場で、王様から「あ、ありがとうございます!」と大喜びでお金を貰う場面にちなんだ洒落らしい。ああ、ほっとした! ありがとうございます、皇太后さま!

 同じさち子プロ所属で、珠まゆらさんと試験の話をする尚宮(さんぐん)役を演じている高田裕子さんから、チョコをまぶしたアーモンド。ワインにもウィスキーにも合いそうな苦味のある大人の味。(彼女もこんな味がわかる大人になったんだねえ!) http://ameblo.jp/tonton86th/

 水喇間(すらっかん)の門前の場面で、僕と芝居で絡むヨンセン役の有坂来瞳さんのは、彼女好みの可愛いパッケージに入ったカカオやアーモンドをミックスしたハート形のチョコ。12日の中日に鳥料理店で楽しく会食した時の記念写真付きだ。

 そして、開演前の楽屋中を走り回ってやってきたのが菊川怜さん。出演者全員に、あの定番チョコを配って、気配りも大変!

 ヨンシン女官長の駒塚由衣さんとヨンノ役の石橋奈美さんは二人で、ラズベリージャムとチョコ・ガナッシュをはさんだ2種類のハート形マカロン。
 この二人は実は、舞台の上では僕とまったく絡みがない。石橋さんとは舞台袖やカーテンコールで顔を合わせるが、駒塚さんとは何日も顔を合わせないこともあった。
 僕の楽屋を初めて覗いた二人が、テーブルに載ったクルクル丸まるキーボードを見付けて、これ良いね便利だねと大喜び。石橋さんが「猫ふんじゃった」をホンキートンク風(笑)に弾いてまた大笑い。

 事前に楽屋に届いたチョコもふくめて、義理チョコは一つもない! と確信している(笑)
 今夜は、下さったみなさん夫々のお顔を思い出しながら、チョコ三昧。興奮して、眠れないかも・・・・名古屋の夜。

                  輝 ☆彡 08.2.14

                           ページトップ


世の中は、連休だ!  

 今日の日曜日は、いつもより開演時間が15分早い昼公演1回だけ。

 開演前に楽屋受付から「菅原さんがご面会です」との連絡。
 ええっ? 菅原さん・・・、って誰だ ?
 菅原さんという人からチケットの注文は頼まれていなかったし・・・、菅原さんって知り合い、名古屋にいたっけ? と思いながらも、通してもらった。

 楽屋に入ってきたのは、まさしく菅原さん!
 酒田の高校の同期生。数年前の同期会で久しぶりに会って、浜名湖のあたりで仕事をしているという話しを聞いたが、まさか楽屋に突然訪ねて来てくれるとは思ってもいなかった。
 奥さんと二人、浜松名物のうなぎパイ、それもブランデー入りの特製の手土産まで持参してくれて!
 思い掛けない友達の来訪は、僕の心を元気づけてくれた。
 ありがとう!

 暖かく感じる午後の日を受けながらホテルに帰る道は、なぜか家族連れでのんびりと賑わっていた。
 今ごろになってその訳に気がついた。世の中は、明日も休みの連休だ。

                  輝 ☆彡 08.2.10 夜



名古屋の雪

 昨日9日(土)の名古屋の雪は、日中の短時間にドサッと積もった、珍しい大雪だった。

 楽屋入りした9時半過ぎには、細かな風花が舞っている程度で、「風花の 舞いて御園の 楽屋入る 輝」などと俳句を詠み風流を楽しむゆとりがあったが、開演前にはもうすでに数センチ積もったという情報。
 雪景色を眺めようかと楽屋並びの窓を開けると、横殴りの吹雪が吹き込んできて、あわてて窓を閉めた。
 夜の部は団体貸し切り公演で、開演前の挨拶をモニターで聞いていると、会長さんが「数年に一度というこの大雪の中の開催になってしまい、誠に申し訳ございません」などと、まるでこの雪が自分の責任のように参加者にお詫びしている。それを受けた客席からはドッと笑い声があがった。
 その頃がピークだったろうか。積雪13センチと聞いた。
 お客さんの帰り道を心配していたが、その後、夕方には雨に変わった。

 いつもより30分遅い終演は夜8時過ぎ。
 楽屋口を出ると、歩道には薄く雨混じりの雪がぐじょぐじょと1,2センチ積もっているものの、歩くには支障がないほどに消えていた。
 その残りの雪も夜の間にほとんどが消えたらしく、今朝は歩道の縁石沿いに少し残っているていどだった。

                  輝 ☆彡 08.2.10 夕



楽屋のれん

 書ける時にはどんどん書きます。(そう、書かない時はまったく書いていませんねえ、スミマセン!)

 節分も過ぎたので、楽屋のれんを別のものに替えた。
 これも「豆まき」と同じ作家の大胆なデザイン。
 下に大きな地引き網にかかった巨大な真鯛が一匹。その網は、のれんの右方向に口を開けてぴんと張られている。
 その上に、下の絵の右へ続いているはずの、網の口から左右二つに別れた引き綱が左端から描かれ、右に続いてそれぞれの綱を渾身の力で引く4人の男と、その先をろくろに付けて巻き上げている3人の男たち、二組14人が描かれている。何とも力の入った絵だ。そしてユーモアにあふれている。
 劇場は祝祭の空間。こんなお目出「鯛」絵は劇場にぴったりだ。
 左下のサインは「和晃」。
 それにしても、こんな面白い絵を描いた和晃さんって、どんな画家なんだろう、と想像している。

 先月帰省した折りに立ち寄ったスペイン、カスティーリャ・ラ・マンチャ州政府のホセ・マリア首相から嬉しい手紙が届いたと東京から連絡が入った。これについては、また書きます。

                  輝 ☆彡 08.2.8 



『チャングムの誓い』劇評 

 はあーい ! 名古屋の寒風にもめげず、元気でカン・ドックを演じています。

 今日の昼の部と夜の部の間には、夜の部を観劇するライオンズクラブの例会(会場は御園座の地下会議室)に、衣装・カツラを付けて挨拶に行き、『チャングムの誓い』の見どころなどを話しました。
 カン・ドックの冗談だらけのホラ話しを、みなさん、とっても真面目に聞いてくださいました。

 東京公演では出なかった劇評が、名古屋2紙に出て、もう1紙は紹介記事。
 中々の好評で、主演の菊川怜さんが頑張っていることはもちろん、あれだけ長いドラマを3時間の舞台に良くぞまとめたが、まとめたために出た無理を出演者たちが演技によってカバーしている、との評。
 カン・ドック夫妻の場面も好評なのは嬉しいが、そこを「箸やすめ」と表現されては、ボキャの貧しさに、おうサブゥ! 嬉しさも半減。寂しくなる。
 でもめげずに明日も頑張るカン・ドックです!

                  輝 ☆彡 08.2.8



今日は節分 

 名古屋は一日中小雨が降った。
 東京は思い掛けない雪。新幹線にも遅れが出た。

 こんな日に、チャングムの菊川怜さんは名古屋での昼の舞台を終えるとすぐに新幹線で東京に帰り、夕方6時からのテレビ生番組に出演するスケジュールを抱えていた。
 10時45分開演の舞台は、休憩30分をはさんで上演時間3時間33分。終演予定は2時18分。この時刻がテレビスタジオ入りに間に合うぎりぎりの時間設定のようだった。が、乗る新幹線に遅れがでている。そこで公演が始まってから急きょ、今日に限り、休憩時間を25分に短縮するということが決まって、楽屋に一斉放送があった。

 終演後ホテルに帰ってくつろいでいると、東京から「菊川怜さん、無事に6時からの日テレ、バンキシャに出ています」とメールが入った。関係者一同、ほっとしたことだろう。

 今日は、いつも僕を応援してくださっている方が三人連れで浜松から観に来てくださった。雨の日曜の朝早くに出かけてきてくださったのに違いない。ありがたいことです。
 浜松からだと、東京に出るより名古屋の方が近く、東海地方という地理的条件もあり、気分的にも出かけやすいのだと言う。そういえば、初めて僕の舞台を観てくれたのは11年前の名古屋・名鉄ホールの『ラ・マンチャの男』だった。

 浜松への帰りの列車からなのか、感想のメールが届いた。
「久しぶりの佐藤さんの舞台を楽しみました。カンドックは似合ってましたね。コミカルな芝居にさすがだなと思いました。
今度は『ラ・マンチャの男』を楽しみにしています。」
 4月の帝劇でまたお会いしましょう!

 東京の自宅にいれば玄関からバルコニーの戸を開け放して豆まきをしている頃だが、今年は名古屋のホテルの一室でパソコンを前にしている。

 でも楽屋の入り口では毎日、豆まきが行われていた。
 前に書いた山岡久乃さんからいただいた「楽屋のれん」の話だ。
 大胆なデザインの素敵な手書きののれんを二枚いただいたが、そのうちの一枚が「豆まき」。
 でも、一見しただけではすぐには「豆まき」とはわからない。
 のれんは巾120センチほどの大きさ。
 左に大きなおにぎりのような「豆」がいくつか飛んでいる。右上に、豆を撒いたばかりの開いた右手の太い指。そしてその下には、左手で持った豆の入ったマス(枡)が描かれている。左下に「和晃」のサインが入った、実に豪快で大胆な絵。
 これならば、どんな鬼も僕の楽屋に入って来れないだろうと思う。
 気に入っているのれんだ。

 名古屋のお客さんの反応は、今日も気持ちよかった。客席全体が温かく舞台を包んでくれている。
 そして、ロビーの売店で売っている御園座特製のアイスクリーム最中がソフトで上品な甘さ。おいしい。アルコールを飲まない御園座の若い長谷川社長が絶対お勧めと熱く語るだけはある、良い味だ。
 明日も、ショッキングピンクのベンチウォーマーに身を包んで、人目を忍んでロビーの売店に買いに行こうかな?

                  輝 ☆彡 08.2.3

                           ページトップ



『チャングムの誓い』御園座公演2日目 
 
 昨日(2月1日)、めでたく無事に順調に、初日が開いた。
 昨夜のうちに初日レポートを書こうと思っていたが、終演後に菊川怜さん、山口馬木也さんはじめ、メインの出演者が集まって初日の乾杯をすることになり、とあるレストランバーでプチパーティー。
 腹いっぱいご馳走になったら、初日の緊張感から急に開放されて、ホテルに帰り着くなり、ぐっすり眠ってしまって、レポートは書けなかった。

 初日、始めのうち、客席が少し固い雰囲気かと思っていたが、空気はすぐにほぐれた。
 名古屋の観客は見巧者。拍手のしどころを心得ていて、はっきりと反応してくれる。舞台の演技者はその観客にうまく乗っけられて、演技に熱が入る。結局、観客はより面白い舞台を楽しむことができることになる。

 今日の昼夜二回公演も観客が乗っけてくれたから、気が軽くなり、体の疲れも少なかった。この調子だと23日の千秋楽があっという間にやって来るかもしれない。

 名古屋の夜は早いし、朝も早い。
 明日は10時45分の開演 ! (すごーく、珍しい開演時間 !)
 さあ、もう眠らなきゃぁ。
 おやすみなさあ~い !

                  輝 ☆彡 08.2.2 深夜



名古屋3日目 

 快晴。

 2幕目の舞台稽古が10時半から始まった。
 僕の出番は5場までないので、11時に楽屋入り。
 モニターを聞くと、舞台稽古は順調で、もうそろそろ2場の終わりにかかるところまで進んでいる。
 大急ぎで衣装を着る準備にかかった。汗取り用の肌着に腹を太らせる腹布団。その上にマイクの送信機をベルトに止める。
 そして、メイク。今回鼻ヒゲは自前で色が黒いから、パンケーキで色具合をあごの付け髭に合わせて調整。
 そこに衣装スタッフの馬立(またて)さんがカン・ドックの衣装を持ってきて着付けてくれた。続いてカツラの山田さんが、羽二重、カツラ、あごひげ、はち巻きを付けてくれて、あっという間にカン・ドックの完成。いつもスタッフの段取りの良さには感心する。

 タイミング良く僕の出番。
 4場の途中で、裏向きになっているカン・ドックの酒屋セットに乗り込み、場面転換の回り舞台で客席正面に回ってくる。日生劇場ではスタッフが大道具を手動で移動する左回りだったが、御園座では回り舞台の右回り。見える景色が変わって面白い。

 この場も順調に進み、カーテンコールまで段取り良く、トントン拍子に進んで2時終了。
 4時半開始予定だった通し舞台稽古は、3時半開始に変更。
 もちろん通し舞台稽古も順調に済んだ、がその後、細かあくチョットながあいダメ出しがあり、ふゥッ、一息ついて夕食。ホテルに帰ってきた。

 ダメ出しされた部分のチェックなどを終え、これから明日(2月1日)の初日に備えてグッスリと眠るところだ。

 どんな夢を見るかな? 目覚めの良い夢を見たいなあ! おやすみなさあい!

                  輝 ☆彡 08.1.31 深夜



名古屋2日目 

 そして舞台稽古1日目。

 昨夜は、ここに書き込んでからもしばらくスペイン旅行の写真を見たりしていたら午前3時。
 今朝は定刻8時に起きて食事した後、急に眠気に襲われて2度寝。1時間ほどぐっすり眠ってスッキリの目覚め。
 午後3時半から舞台稽古だが、楽屋の化粧前の配置など、メイクにかかる前にしなければならないことがまだいっぱいあったので12時にホテルを出た。
 御園座まで歩いて10分たらず。途中には企業も多く、昼休みになった会社員がどっと街にあふれ出てきた。みんな、昼飯を食べに出てきたのだから、朝夕のラッシュ時間に見る表情とはちがって、学校の休み時間の生徒のような表情。こんな表情の大勢の人たちを見ることはめったにないから珍しい、新鮮。

 楽屋は2階の端、200号室。
 5帖間に押し入れと洗面所がついている。三面鏡と舞台の進行状況を映しているテレビモニター。それに多目的に使える木製の2つの台と、これは食事用か、小さな卓袱台。
 楽屋係のおばさんから長さ1間の細い竹竿を借りてきて、楽屋の入り口にのれんをかける。

 日生劇場では表が紺で裏が燕脂、それに蝶のしと家紋の源氏車を刺し子にしたのれんをかけていたが、御園座用には、生前とてもお世話になった事務所の先輩女優・山岡久乃さんから形見にいただいた手書きののれんをかけることにした。
 御園座は20数年ぶりの出演。その20数年前の公演が、山岡久乃さんとご一緒だった、大地喜和子さん・平幹二朗さん主演の『近松心中物語』。花道と客席に紙の雪が降り、終演後に頭についたその雪をお客さんが払うのを惜しんで劇場を出たので、地下鉄の駅まで紙の雪道になったと、当時話題になった公演だった。

 舞台稽古は、日生劇場にくらべて間口が広い御園座の舞台に合わせた居場所の調整や、花道を使っての登退場のタイミングなどを中心に、順調に進み、夜7時前には終わった。

 明日は10時半から2幕の舞台稽古。そして夕方には、明後日(2月1日)の初日と同じに、通しの舞台稽古がある。
 明日もガンバ ! さあ、今夜は早く休もう。
 おやすみなさあい!

                  輝 ☆彡 08.1.30 深夜



名古屋入り 

 いやはや、もう暇なく次々と段取りをつけて動きまわっても、ラ・マンチャ帰郷のレポートも書けず、写真もUPできぬままに、今日名古屋に入りました。

 2月1日に「チャングムの誓い」御園座公演の初日を迎えます。

 今日は、しばらく生活の場所になるホテル(市の中心・繁華街に近く、まわりは飲食店が建ち並んでいます)に入り、パソコンや『ラ・マンチャの男』歌練習用のキーボードをセットして(名古屋の千秋楽翌日には東京で「ラ・マンチャ」の稽古がある予定)、私生活の環境設定。その後、劇場に行き、楽屋を軽くセットしました。ホテルにも楽屋にも結構多くの荷物です。
 その後は近くのスーパーで食料品を買い物。これはホテルでの生活用。楽屋用は明日、楽屋入りの前に買います。

 ホテルに帰る途中、山本屋本店で名古屋名物「味噌煮込みうどん」名古屋コーチン入りで夕食。
 名古屋は、2005年の『ラ・マンチャの男』名鉄ホール公演以来の久しぶり。味噌煮込みうどんも久しぶりのなつかしい味だ。30日31日は舞台稽古。体調は万全。名古屋のお客さんにもきっと楽しんでいただける舞台のはず。反応が楽しみです。

 御園座公演のパンフレットには4ページにわたって、昨年10月のソウル訪問のレポート「イルボンのカン・ドック、ソウルを行く」を写真入りで書いています。舞台とともに、これもぜひともご覧ください。
 劇場でお待ちしています!

                  輝 ☆彡 08.1.29 深夜



ラ・マンチャ帰郷 

 ラ・マンチャへ7回目の里帰り、行ってきました。無事に帰国しました。

 3年ぶり、久しぶりの里帰りとあって、それぞれの土地、それぞれの場所で、アミーゴたちが喜び感激して歓迎してくれました。僕もその度にウルウル、とても嬉しかったです。
 この思いを大事にして4月の公演を頑張ります。
 ご期待ください!

                  輝 ☆彡 08.1.21 深夜

                           ページトップ






 2008年3月〜7月 18 新しいページへ 古いページ16 2007年10月〜2008年1月 
           
Copyright©2003-2018 TERUTSUU All Rights Reserved 記事・写真の無断転載を禁じます。