山形県・庄内平野・庄内町・俳優 佐藤 輝-11
        
佐藤 輝の世界 山形県・庄内地方・庄内町 - 11
        
        
当ホームページ内に掲載されている俳優・佐藤 輝の故郷、山形県・庄内地方・庄内町に関係する部分をまとめました。
        
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山形県・庄内地方・庄内町03年3月〜04年12月 05年2月〜06年6月 06年7月〜07年5月 07年6月〜08年12月 
09年1月〜10年1月 10年4月〜11年3月 11年3月〜6月 11年7月〜12月 11年12月〜12年3月 12年5月〜11月
 12年11月〜13年5月 13年8月〜14年7月 
14年8月〜16年7月  16年8月〜現在   山形県出身芸能人文化人 
2012年11月〜2013年5                 


俳優佐藤輝 撮影 山形県庄内町 平野と鳥海山
山形県庄内町余目から見た庄内平野のシンボル鳥海山(2,236m)。『出羽富士』とも呼ばれる


初心・・・故郷の春 
 
 連休後半となった5月。

 いつもなら東北自動車道を4時間半走れば長いトンネルをくぐって故郷の見慣れた山々の姿が目に入るのに、帰省の車の列は途切れることなく、中には「そんなにのろのろ走るんなら高速代が勿体ないから高速を走るな ! 」と怒鳴りたくなるような車もいて、この日は7時間のドライブ。
 いつもより手前のパーキングエリアで休憩したのは正解だった。その先はどこもエリアのずっと手前から列を作っていた。

 夜が明けてから山形に着いた。

 東京と比べたら1ト月遅い桜が所々に咲き残っているが、他の花は今が盛り。春満開の故郷。

 サクランボ佐藤錦の花はこんなに密に枝にびっしりと咲く。


俳優佐藤輝撮影 さくらんぼ佐藤錦の花


 この白い花が、あの鮮やかな紅色のつやつやしたサクランボに実るのは6月中頃。

 花を見ただけであの歯触りと口中に広がる上品な甘さが感じられる。

 自然にこんな顔になる。


俳優佐藤輝 さくらんぼ佐藤錦の畑


 現実に味わい、種をプィッと楽しめるまであと少しだ。


 夜は車で20分の蔵王温泉「川原湯」に。

 温泉街に三つある共同浴場の一つだが、僕は足もとの簀の子から熱い源泉が湧いているこの川原湯が好きだ。特に四十肩など神経系に効き目があるようで、ゆっくりゆっくり浴槽に体を沈めると、びりびりと熱さが体中にしみ込んできて神経を初心に覚醒させてくれるように感じる。


俳優佐藤輝 蔵王温泉川原湯


 星空と遠い街の灯を眺めながら帰る暗い山道も、民話が感じられて好きだ。


 羽黒山(414m)、月山(1984m)、湯殿山(1500m)で出羽三山。古くからの羽黒修験道の聖地で夫々が現在、過去、未来を象徴する。
 庄内に生まれ育って、毎日眺めて暮らした出羽三山から受けた精神的・芸能的な影響を、俳優という表現者として自分捜しの中で見つめたいと、20代に深く興味を持った。


俳優佐藤輝 羽黒山出羽三山神社


 その一つの結果として、結婚式を羽黒山山頂の出羽三山神社本殿で挙げた。30歳の5月4日だった。
 この季節に帰省したときにはその日に羽黒山にお参りすることにしている。
 今年も参拝することができた。


 庄内町の生家には初心を育んでくれた思い出がぎゅうぎゅう詰まっている。

 生まれて育った茅葺きの家は、僕が俳優をこころざして上京した後の新潟地震で亀裂が入ったこともあって同じ場所に新しく建て替えられたが、築山のある裏庭はほとんどそのままで、その側で冬にキャンプをした「舘椿」の親の樹や登るのに丁度良い枝が出ていた大木のサワラの木など、見上げれば心は少年期に一足飛び。


俳優佐藤輝 生家裏庭


 指を差しているサワラとその右の花を咲かせているコブシの間には以前、サワラよりも太いケヤキがあって、その枝がサワラの枝と交錯して居心地の良い場所を作っていた。そこに僕はロープでネットを編んで腰掛けを作った。


俳優佐藤輝 庄内町生家の築山


 天気が良ければそこに座って、庄内平野をぐるり眺めながら過ごした。

 出羽三山はもとより北の鳥海山から東の出羽丘陵、南の金峰山、母狩山が見え、羽越線を走る蒸気機関車の煙が北へ南へ移動するのを眺めながら色んな空想にふけった。

 創造的想像力を育んでくれたゆりかごかも知れない。


俳優佐藤輝 酒田港の強風


 高校は港町・酒田にあって、演劇と映画と港と船の3年間だった。

 酒田は風の町。潮風の町。この潮の香りが好きだ。


俳優佐藤輝 酒田港の錨 海鮮市場


 この船はどこまで行くのだろう。と想像するだけで、船を見るとわくわくする。


俳優佐藤輝 酒田港



 山形市街と蔵王温泉の間にある西蔵王放牧場の大山桜。

 西行の「山家集」にある「たぐひなき おもひいではの さくらかな うすくれなゐの はなのにほいは」はここの桜を詠んだ歌と言われる、株立ちの古い桜。


俳優佐藤輝撮影 西蔵王放牧場の大山桜


 あっちこっちに散らばって生えている桜の大木は、奥山に自生した古木の素朴さが残り香のように侘び寂の世界にいざなってくれる。

 まだ桜の花が見られるとの情報で温泉に行く途中に初めて訪ねた大山桜だが、西行がわざわざ訪ねた理由が感じられる風情ある桜。
 素晴らしい桜に出合えた今年の春を喜んだ。


俳優佐藤輝 西蔵王放牧場の大山桜


 瀧山川の源流となる背後の瀧山にはまだ雪が残り、日が陰ると急に肌寒くなる。


 和歌の続きは俳句の世界。


俳優佐藤輝撮影 山寺立石寺


 芭蕉の「蝉の声」にはほど遠い、最高気温で11.8℃の寒い日になった山寺・立石寺。

 もう何度も参拝しているお寺だが、丁度50年に一度の根本中堂本尊・薬師如来坐像御開帳が4月末から5月いっぱいと知って、こんな機会はそうそうあるものじゃないと連休が終わった翌日、帰京する前に立ち寄った。

 連休中は駐車場に入るだけでも4時間かかった、あきらめて途中で帰ったとの話を聞いたが、この日は嘘のようにすいすい。
 列を作るようなこともなく、先を急ぐこともなく、丁寧に僧侶の説明を聞き、目がくっきりして素朴なお顔の薬師如来を拝むことができた。

 奥の院まで1015段の石段。
 暑い季節には汗を拭き拭きハーハー息切れしながら登るのを、今日はのんびりここから上は極楽と説明のある姥堂、慈覚大師の足跡を踏んで歩む四寸道、せみ塚では「奧の細道」の文章を声をだして朗読したり、説明文を丁寧に読みながら登る。


俳優佐藤輝 山寺立石寺


 右に続いている大きな岩は弥陀洞。

 ここに阿弥陀仏が安置してあるのではなく、風雪に削られた岩の洞が阿弥陀仏の姿を彷彿させているという、見る人に想像力を問いかける場所。
 なるほど、言われて見ればそうも見えるか。
 こんなにちゃんと見たのは初めてだった。


俳優佐藤輝撮影 山寺立石寺


 巌に巌を重ねる山寺・立石寺。
 堂塔伽藍が散在し、周りの断崖には修行僧が篭った洞窟がありお堂が張り付くようにして建っている。


俳優佐藤輝撮影 山寺立石寺


 その一つ、断崖の上の大きな岩に建っている五大堂からの眺め。
 JR仙山線の「山寺」駅が眼下に。


俳優佐藤輝 山寺立石寺五大堂


 空中に浮いているような気分になる。これが本当の、極楽気分 ?


 次の舞台公演では山形県内を代表する二つの方言、「庄内弁」と「村山弁」を話す二役と、合わせて四役を演ずることになっている。
 そのための勉強も兼ねた故郷庄内地方と山形市を中心にした村山地方の旅、実りの多い初心にもどる旅になった。

 演劇の原点にもどって、観客に訴える、観客と共感するエネルギッシュな現代演劇を創る。
 決意を新たにした! !

                      輝 ☆彡 2013.5.28


さくら満開!  

 今年は早い!

 先週土曜日に開花宣言した桜が、昨日金曜日には平年より2週間も早く満開に!

 早速、提灯がともる桜並木のベンチでビールと焼き鳥、のり巻きなどを食べながら夜桜を楽しんだ。
 風がそよとも吹かないから温かな春の夜が気持ち良く、冷えたビールののど越しが快感! !
 春休みに入った子供たちが走り回り、会社員のグループや家族連れが車座になって陽気な歓声をあげている。

 野外でこんなにくつろいだのは久し振り、ふうっと肩の緊張がゆるんだ。





 先週月曜日に、故郷の小学校の卒業式にお祝いの飛び入りサプライズ。

 去年、創立50周年の記念講演をしたことがきっかけで生まれた余目第一小学校6年生たちとの心の交流が、地域の先輩と後輩たち以上の、身内のような強い絆を感じさせてくれた。

 その子供たちが卒業する。その新たな門出を、直接祝って上げたい。
 いても立ってもいられないそんな気持ちから学校に押しかけた。





 小学校の正面玄関前に「広き野を 流れゆけども最上川 海に入るまで濁らざりけり」の歌碑が立っている。
 昭和天皇が皇太子時代に、山形県の母なる大河・最上川の流れを讚えて詠んだこの歌は、いま「山形県民の歌」になっている。

 僕はこの歌を、自分は人生をこう生きたい、人の人生もこうあって欲しい、との願いを込めた希望の歌だと解釈している。

 その気持ちを込めて、卒業生の未来への期待とお祝いの歌として歌わせてもらった。





 子供たちは僕の突然の登場にびっくりし、驚きと笑いのまざった声をあげたが、希望が溢れてこぼれそうな輝きの目で真剣に僕を見つめ、「最上川」を聞いてくれた。

 みんなからもらった拍手の中で「最上川のような大河になってください。卒業おめでとう! 」と締めくくった。

 希望を持ってさらに大きな川になっていく子供たちの門出に、僕は大感激した!
 素晴らしい感性を持った、素直な子供たち。そのまま、成長して欲しい!





 サプライズの様子は、その日夕方の山形放送(YBC)テレビのニュースで「県内の小学校で卒業式ピーク」の中の一つとして「"先輩"がお祝いに」と題して紹介されました。

                      輝 ☆彡 2013.3.23


ワクワク! ! 

 バルコニーの「舘椿(たてつばき)」が今年も咲いた ! !





 山形の生家の庭の実生から育てて、その地名を冠して大事に育てているヤブツバキ。

 3年前までは1月上旬に咲きだしていたのに、東北大震災があった一昨年から、なぜか3月中旬になってようやく咲くようになった。

 今年も本当に咲いてくれるのか心配していたので、ほころび始めた鮮やかな花を見て心躍った。この鮮紅色に元気をもらう春 !



 幸いなことに僕は花粉症はないが、風邪や他のウィルス感染が心配なので冬の外出には必ずマスクをしている。
 今年はマスクを二枚重ねにしている。

 「PM2.5」、よくもまあ聞きなれない特殊名詞が次々と出てくるものだ。

 僕の誕生日だった今月10日の午後、強風吹きつける曇り空が暗くなったと思う間もなく変な黄色に染まった。


     


 てっきり中国から飛来した「PM2.5」まぶしの黄砂だと思って戸締まりをしっかりしたが、北関東の畑土がからっ風に吹き上げられた「砂じん嵐」とか「煙霧」とか言うものだったらしい。
 紛らわしい気象現象は願い下げだ !


 明けた11日は快晴の東日本大震災2周年。

 いまだ進まない津波被災地の復興と、15万人が避難先からもどる故郷を失っている原発放射能被災地の現状には、歯がゆさを通り越して腹が立つ。
 一刻も早く自分の家で暮らせるように、政府が強力に具体的に施策を実行して欲しい !





 12日もスッキリ青空。緑道のハクモクレンが一気に満開になった。

 空に明かりを灯したようなこの純白がまた心を躍らせる。


 鉢植えの山椒もウコギも山吹もアジサイも、緑の若葉をすくすくと伸ばしている。街角では沈丁花、水仙が咲いて、柳の若葉が光っている。


 秋に出演する舞台公演の翻訳台本が先月末に仕上がって、送られて来た !
 早速初見で、全役のセリフとト書きを声を出して読んだ。

 面白い !
 おかしくて涙を流しながら笑っては、途中休み休みしながら読み終えた。

 この台本の面白さを、演技でどう出せるか。
 ワクワクしながらホンを読み込んでいる毎日。楽しい春。

                      輝 ☆彡 2013.3.15


アデランテ!! 

 このホームページ今年の初アップ、明日はもう節分という日になってようやく。

 1月の時の流れの速かったこと。

 初仕事は去年のカツラ合わせで久し振りに再会した僕専用のカツラをかぶって、薬種問屋の主人。


俳優佐藤輝


 初仕事は今年1年を心に期する緊張感と喜びをもって、無事に終えた。


俳優佐藤輝


 何十年も前にドラマで夫婦役を演じた女優、1カ月のミュージカル公演で存在を認めあった俳優。
 ほとんど現場でしか会うことがないが、同じ世界で同じ時の流れを生きて活躍している役者仲間との再会は楽しく、大きなエネルギーを貰った。やるぞ !



 暮れから正月にかけて1週間、山形に帰省した。
 運転は好きだし帰省先での移動を考えると自動車での帰省になる。
 去年も、冬期の突発的な帰省に備えて11月にはスタッドレスタイヤに履替えておいた。

 年越しそばは天童市の「一庵(いちあん)」で。
 ここの「一庵そば」は「肉そば」用と「ざるそば」用の2種類のつゆで味わえる楽しみの上に大きなげそ天かぼちゃ天が付いて700円と超お得感。盛りは大きく、もちろん美味い!
 宮城や福島ナンバーなどの県外車も多く、客が途切れないお薦めの人気店。
 山形で言う「肉そば」の肉は、しこしこと歯ごたえ良く茹でられた鶏肉。


俳優佐藤輝 山形市イタリアン ボーノ


 2年前正月3日に亡くなった義父の三回忌は、こじんまりと身内だけで、思い出を語りながらのイタリアン。
 生前一緒に食べたかったけど叶わなかった山形市の「ボーノ」で。





 ここは地元の新鮮な食材を生かして、真鯛のポワレなどスタンダードながら丁寧で繊細な料理を供してくれる。お気に入りの店の一つ。



 映画『おくりびと』の冒頭、地吹雪のシーンは生家がある庄内平野の冬景色。


俳優佐藤輝 山形県庄内平野 地吹雪


 山形市から新庄を通って庄内地方に向かう途中には豪雪地帯で知られる大石田町や尾花沢市があって2メートル近い積雪。


俳優佐藤輝 雪の最上川
雪の最上川に沿って庄内平野を目指す 水墨画の世界


 雪が降り始めるとどこも真っ白でホワイトアウト、道幅も分からなくなる。
 雪道の底は凍りついているから急ブレーキは絶対禁物、矢張りスタッドレスに履替えておいて良かったと何度も一人うなずいた。


俳優佐藤輝 山形県庄内町の地吹雪


 実家で食べたシャキシャキきもとの酢みそ和えは庄内の早春の目覚め。それにこんがりと焼いた庄内浜で獲れたクチボソガレイ(マガレイ)、身が厚く甘みとうま味たっぷりのこの美味さには言葉が見つからない。



 樹氷のライトアップがあると知って庄内から快晴の山形道を快走して蔵王温泉を目指した。

 月山湖から寒河江に出て東の正面に見えた白銀の山並みの輝く美しさ。その南に蔵王連峰が白くどっしりと連なっている。西にかたむく夕日と競いながら、蔵王ロープウェイの蔵王山麓駅(855m)前駐車場に。

 昭和48年の3月だったか、ゲレンデスキーの未経験者だった僕が単独で、それもGパンにアノラック姿の軽装で地蔵山頂からザンゲ坂樹氷原コースを樹氷高原駅まで滑り下った。あの時の身震いするほどの爽快感は今もよみがえる感動だ。
 特に途中のカーブで立ち止まって眺めた、雲間から射した西日に照らされた樹氷原の刻々と変化する淡い虹色の美しさには息を呑んだ。まるで天上の世界を浮遊しているような快い時間だった。

 あの時以来40年ぶりの冬の蔵王、蔵王の樹氷だ。

 日没後の紅色から紫に変わる西空と黒く連なる朝日連峰の 山容を振り返りながら、ゴンドラは蔵王山麓駅から樹氷高原駅に向かう。


俳優佐藤輝 山形県蔵王温泉横倉ゲレンデ


 下の横倉ゲレンデではカクテル光線の中でゆったりと滑っているスキーヤー、スノーボーダーがちらほら。
 昇るにつれて間近の温泉街全体から上山や山形の市街地の街灯もくっきりと見えて、夜空がぐんぐんと広がる。


俳優佐藤輝 蔵王温泉横倉ゲレンデ


 幻想的な美しさに歓声をあげながらあたりを見回しているうちに7分ほどで476mを昇って中継の樹氷高原駅につく。駅のまわりがライトアップされて大きな樹氷群が浮き上がって見えて、気分はもう十分に満足している。

 ここから上のゴンドラは無人の自動運転 ! 

 12分ほどで地蔵山頂駅が近づくとあたりが広くライトアップされて樹氷原全体が見えてきた。そして、さっき満足したのは間違いだったと思い知らされた。さっきのは樹の形をした樹氷、今見えてきたのは雪の怪物モンスター。

 地蔵山頂駅、標高1661m。気温、マイナス13.1℃。


俳優佐藤輝 蔵王地蔵山樹氷原


 奇麗だ !

 モンスターたちの形の面白いこと。大きいこと。それがカラー照明に浮かび上がって陰影を作り色を微妙に変化させている。


俳優佐藤輝 山形蔵王地蔵山樹氷原


 想像力が刺激されて、頭の中で物語が組み立てられていく。おとぎ話の世界が見えてくる。


俳優佐藤輝 山形蔵王地蔵山樹氷原


 風が時折強く吹いて指がかじかむ。


俳優佐藤輝 山形蔵王地蔵山樹氷原


 駅舎の屋上からは東方40キロの仙台市街の灯が間近く見える。

 歩くと靴の下でキュッキュッと雪が鳴る。


俳優佐藤輝 山形蔵王地蔵山樹氷原


 照明が反射して、雪の結晶がキラキラと輝いて動いているように見える !

 メルヘンの世界だ。


俳優佐藤輝 山形蔵王地蔵山樹氷原


 いくら眺めていても見飽きることはないが、冷える !

 熱いコーヒーがこんなにありがたく旨いと思ったことはないくらいだ。ふぅーぅッ!


俳優佐藤輝 蔵王地蔵山樹氷原


 まさに天然の美、素晴らしい蔵王の樹氷。
 次は日中に、自然光の中でまた、千変万化する樹氷原を眺めたいと思った。


 去年の12月24日、クリスマスイブは朝8時から夜10時過ぎまでを東京ディズニーランドで楽しんだ。


     俳優佐藤輝 ディズニーランドクリスマスツリー


 なにもかもがクリスマスバージョンに飾り付けられた中で、大好きな「プーさんのハニーハント」と「ビッグサンダー・マウンテン」「スプラッシュ・マウンテン」には2回ずつ、


俳優佐藤輝 ディズニーランド ビッグサンダーマウンテン


幼心に返る「イッツ・ア・スモールワールド」、トゥーンタウンの「ガジェットのゴーコースター」、


俳優佐藤輝 ディズニーランドトゥーンタウン


僕のそっくりさんがいると言われている「カントリーベア・シアター」、定番の「ウェスタンリバー鉄道」「ホーンテッドマンション」はきっちりと押さえて、


   俳優佐藤輝 ディズニーランド パレード






パレードも花火も見て、あまり見ることがなかった「カリブの海賊」まで入ってしまった !


俳優佐藤輝 ディズニーランド クリスマスのシンデレラ城


 爽快 ! ! 快感 ! !


俳優佐藤輝 ディズニーランド


 紆余曲折はあっても、こんな気分で2013年を歩んで行きます。

                     輝 ☆彡 2013.2.2


ありがとう!! 

 残り1日となった年の暮れ。





 先月末に嬉しい郵便を受け取った。
 11月4日に創立50周年記念講演をした山形県庄内町立余目第一小学校の6年生53人が書いてくれた講演の感想文。
 封を切るのももどかしく、早速読んだ。

 講演前日の秋祭りで自分たちが上演した演劇『彦作ぜき物語』を、思いのこもった良い作品だったと僕に講評されたことをまず喜び、なんか、演技するってとっても楽しいなぁーと思えた、講演での俳優の輝さんの話しがはっきり聞き取れる声だったことに驚き、自分もあんな風に話せる人になりたい、すばらしい歌やかっこいいおどり、演技は本当に67才かと思った、歌も話も何もかもがおもしろくて楽しかった、いい時に6年生になった、輝さんのように輝いている人になりたい、輝さんが小学校で劇をした時にもらったはく手がうれしくて高校卒業後に俳優になる道を選んだと言っていた、私もはく手をたくさんもらってうれしかった、将来は俳優を目指すのも、庄内弁で昔話の劇を指導してくれたのが良かった、輝さんが育った庄内町をほこりに思うことができた、僕にももっともっと可能性があると感じることができた、

 子供たちが講演に集中し内容を理解してくれた上に、そこから自分の将来の夢や希望を抱きはじめた熱い思いが素直に書かれていて、僕は感激の涙を拭いながら何度も読み返した。

 何人もの子供たちが、また会える日を楽しみにしています、第一小学校にまた来てくださいと書いてくれたのが心から嬉しかった。
 はい、また、ぜひぜひみんなに会いに行きたいです!


 今月8日、9日と強烈な木枯しが吹き荒れて、紅色の桜の葉も銀杏の黄色もすっかり散り落ちた。
 その翌日、小沢昭一さんが亡くなった。中村勘三郎さんに続いて、ご縁ご恩ある俳優がまた一人・・・。

 小沢昭一さんは、僕が俳優を志した高校時代から日活映画を見て憧れた大先輩俳優。
 上京後1967年に僕は小沢さんたちが作っていた劇団俳優小劇場に入った。
 舞台出演をご一緒したのは少なかったけれど、芝居の稽古には沢山立ち会わせてもらい演技を学ばせてもらったし、民俗芸能や放浪芸に対する考え方など多くの影響を受けた。特に小沢さんがライフワークとした語り物の『説教板敷山 祖師聖人御一代記』にはプロンプターとして付いたこともあって、小沢さんの語り芸を間近で体感することができたのは、その後の僕の演技表現の大きな支えになっている。
 心からの感謝を捧げ、ご冥福をお祈りしています。合掌

 先日、来年収録する時代劇ドラマのカツラ合わせと衣装合わせがあった。
 カツラを合わせながらカツラ屋さんが言った一言。「これは佐藤さんご自身に合わせて以前作ったカツラです」
 何の時の!?・・・!!  ・・・八助の!? ・・・元禄繚乱の!?

 亡くなった中村勘三郎さんが勘九郎時代の1999年に大石内蔵助役で主演したNHK大河ドラマ『元禄繚乱』。その中で僕は内蔵助に仕える大石家の忠僕・八助役で出演し、赤穂ロケから始まって内蔵助との号泣の別れまで勘九郎さんと何度もご一緒したが、その時のカツラが奇しくもこの時期に!! 
 中村勘三郎さんは歌舞伎役者でありながら歌舞伎のジャンルを超越して内面のエネルギーを芸術表現する現代俳優・中村勘三郎さんだった。
 これからもっともっとやりたいことがあったでしょうのに! やってもらいことがいっぱいあったのに!
 内蔵助の旦那さま、どこにいてもエネルギッシュに演じ続けてください!!! 合掌


 並木の木々がすっかり葉を落とした後も色鮮やかに残って心を慰めてくれたのは故郷から来たモミジ。
 去年の正月3日に亡くなった義父の庭で毎年美しい紅葉を見せていたモミジの下の地面にひょろりと伸びた実生の苗を小さな鉢に寄せ植えした一鉢。
 今年は見事に鮮やかなモミジ色に色付いて。





 暮れも暮れ。その一鉢も冬枯れに。

 今年も皆さまの励ましをいただいて元気に過すことができました。ありがとうございました!!!
 どうぞ良い新年をお迎えください。

                     輝 ☆彡 2012.12.30


冬の入口  

 昨日の雨は強く冷たく横なぐり、故郷・山形庄内地方の雷鳴とどろく雪起こしを思い出させた。
 秋の終わりというよりも、冬の入口の感じが強かった。

 このところ午後の陽射しを浴びると燃え立つように紅く輝いてバルコニーから眺められた並木の紅葉も、きっと吹き飛ばされてしまったに違いない・・・と覚悟していたが、今朝の快晴。


 風は強いがその分空気が澄んで、富士山、多摩の山並み、筑波山がくっきりと見え、スカイツリーが凛々しく聳えている。

 並木の紅葉は、更に色鮮やかに華やぎ、輝きを増している。


俳優佐藤輝撮影 紅葉



森川時久監督 

 昭和40年代を代表する映画『若者たち』の監督として知られる森川時久さんに、久しぶりにお目にかかった。

 僕は1978年にTBSテレビ『八甲田山』で初めて仕事をさせていただいて以来、フジテレビ『陽はまた昇る』『望郷・美しき妻の別れ』、TBS『あゝ野麦峠』、日本テレビ『死刑執行四十八時間』など多くのテレビドラマと、『次郎物語』『童謡物語』『ハルウララ』など映画の仕事でご一緒させていただいた。

 何かにつけては電話をいただいたり近況報告をしたりはしていたものの、このところ直接お目にかかる機会がなくていたので、先日急に思い立って、ご在宅ならお邪魔したいと電話してみた。

 外で食事を一緒にしようとのお返事で、それならばお迎えにと4,5年ぶりに聖蹟桜ヶ丘のお宅に伺った。
 ノラが居心地良く住み着くお宅で、すっかり代替わりしているが以前と同様に三匹の猫がわが物顔で居候を決め込んでいる。

 監督が、封切りされたばかりの吉永小百合さん主演映画『北のカナリヤたち』について「良い映画だった。彼女は進化を続けている」と、俳優としての生き方やご自分の作品作りのポリシーを重ね合わせながら熱く語ってくれた。

 ぜひ連れて行きたいと案内されたのは、武蔵野市にあるすし屋「すし哲郎」。
 監督が夫妻で時々訪れているというだけあって、ネタが良い、握りが良い ! うまい !

 一人で握りながらも、どの客へも十分な気配りが出来るこじんまりした店構え。
 真心を込めて本物の味を楽しんで貰いたいと言うすし職人のポリシーが感じられる。


俳優佐藤輝 森川時久監督 すし哲郎


 森川監督がこの店を愛する訳、僕を連れてきた訳が、口に広がる深い美味さと共に心にしみ込んだ。
 思いがけず、森川監督のエネルギーを貰い、励まされた一日。
 感謝 ! ! !



恒例 酉の市 

 20日の二の酉。
 浅草の鷲(おおとり)神社に参拝。


俳優佐藤輝 浅草鷲神社酉の市


 庶民感覚などどこかにかなぐり捨てて自己保身にぶくぶくと肥った政治屋が、選挙に浮き足立って票をかっ込もうと宣伝の顔売りに来ている姿のみっともなさをしり目に「来年も、一人でも多くのお客さんに楽しんで貰える仕事ができますように」とお祈りした。



マッコリ ! マッコリ ! マッコリ ! 

 「プレミアム濁酒(にごりざけ)を堪能する会」の案内が、元祖韓流ブーム仕掛け人と呼ばれる韓国料理研究家でイベントプロデューサー佐野良一さんから届いた。
 濁酒とは韓国の酒マッコリ。

 菊川怜さん主演の舞台『チャングムの誓い』で、チャングムの育ての親カン・ドックを演じた身としては行かざぁなるまいと、西新宿にある「マッコリバー てじまぅる」へ。
 カン・ドックは、宮廷出入りの酒屋のオヤジであり、臨時の宮廷料理人でもある。

 『本物の濁酒とは何か』「濁酒」「地酒」の本質に迫るとのテーマで、体験と科学的な裏付けによってマッコリが語られ、庶民の酒も学術的に考えるとこんなに幅広い民俗や産業、国際的な歴史にまで発展するものかと納得。

 山形県酒田市にある「酒田発酵」が作っている『どぶろく大吟醸』をガーゼで濾した、いわば『大吟醸マッコリ』を試飲。すっきりふくよか、丸みのあるマッコリ。

 宮廷料理にもあったキムチと平牧三元豚の串焼き、佐野さんレシピのキムチ焼きそば、山形庄内地方の芋煮など腹いっぱいに食べながら、色々なマッコリを味わって顔が真っ赤ッかになってしまった。


俳優佐藤輝 新大久保 和てじまぅる佐野良一


 二次会は新大久保駅近くの姉妹店「酒菜角萬 和てじまぅる」で。ここは山形庄内料理と手打ちそばの店、山形の地酒がそろえてある。

 飲んで、飲んで、最後に食べた手打ちそばの美味いこと ! 歯ごたえの良さは逸品。
 こんなに美味いそばを東京で食べたのは初めてだ ! !

 今年も残り34日・・・・。

                     輝 ☆彡 2012.11.27





俳優佐藤輝 7歳 山形県庄内町 余目八幡神社
7歳、余目八幡神社祭り。花持ち




         

 
山形県・庄内地方・庄内町03年3月〜04年12月 05年2月〜06年6月 06年7月〜07年5月 07年6月〜08年12月 
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