酒田・庄内・最上川
急にスネのあたりに風の流れを感じる、小さい秋。
10月。
この青くボケ気味の写真。
シャッターを押してくれた人の名誉のために言っておくが、決して撮り方が悪かった訳ではない。
カメラと被写体の間に、下から煙が立ち昇っていたからだ。
撮ってくれた人は言った「煙の雰囲気も画面に入れたかった」。確かにその雰囲気はたっぷりと入っている。
故郷・山形県の丸山酒田市長がせっかくVサインポーズを決めてくれていたのに、煙が悪い。
その煙も一概に悪者にするわけにもいかない。
なぜなら食欲を満たしてくれたBBQの煙なのだから。
ほ〜ら! 写真から、い〜い香りが漂ってきて、次の休日には家族でBBQだ! などと心に決めたでしょう?
丸山市長と、その当時は副市長だったが、一昨年12月に水戸黄門を演じた『忠臣蔵』の舞台を観て喜んでいただいて以来の再会となったのは、酒田市が武蔵野市で開催した“酒田DAY
in 吉祥寺”に合わせて開いた“酒田市ゆかり人交流会”の第1会場。
同じく『忠臣蔵』以来の再会となった宮崎観光振興課長の酒田市近況と今後の予定の説明を聞き、参加者の皆さんと自己紹介しながら名刺交換と情報交換もできたとても有意義な集まりだった。
僕の右隣・宮崎観光振興課長と職員の皆さん。酒田市と武蔵野市との職員交流や研修などを通して、次代を背負う視野の広い元気溌剌の職員が育っている。
更に会場を商業施設屋上ガーデンの第2会場に移して、BBQに舌鼓を打ちながらの交流会。
8月11日の初“山の日”に登頂したばかりの鳥海山と、朝日を受けて日本海に伸びた影鳥海の先に浮かぶ飛島が、「鳥海山・飛島ジオパーク」として日本ジオパークネットワークの認定を受けたこと。酒田市役所新庁舎が開庁したこと。酒田駅前周辺の整備事業が進むこと、などを話題にして近くの席の人たちと会話がはずんだ。
ここで、自分でも思っていなかったハプニングを。
天皇皇后両陛下が臨席されて、酒田市を会場に開かれた「全国豊かな海づくり大会」で市原多朗さんが山形県民の歌「最上川」を歌った話を聞き、市原さんと張り合う積もりは毛頭ないものの、この歌の良さを再認識してここ3年ほど、歌える機会があったら歌っているので、この機会にも歌わせて貰えるかと宮崎課長に申し出て、快諾をいただいたので飛び入りで歌わせてもらった。
「広き野をながれゆけども最上川 うみにいるまで濁らざりけり 濁らざりけり」
伴奏無しのアカペラで歌ったので、最上川の流れのごとく早くなったり緩くなったり自在な歌になったが「山形県民歌」として長く広く歌われてきたこともあって、会場からは唱和する歌声も聞こえてきた。歌い終わると思い掛けない沢山の拍手の中から、何と「2番も歌え!」とのリクエスト!?
この一声が役者心に火を付けた。「2番は、最上川舟唄でしょう!!」
(「最上川」の歌詞は昭和天皇が皇太子時代に詠んだ短歌。1番しか無い)
ヨーイサノマガーショ エンーヤコラマーガセー
盛り上がった参加者の皆さんの掛け声と手拍子に乗せられて、乗り乗りで最上川舟唄を歌い終えた。皆さんの喜んでくれた笑顔が嬉しかった。
実は、酒田市の日和山公園に建っている「最上川」の歌碑と全く同じ作りの歌碑が、隣接する庄内町の第一小学校に旧余目小学校から伝わる歌碑として玄関前に建っている。その歌碑に因んで同小学校創立50周年の記念講演時に「最上川」を歌ってくれないかとリクエストされていた。
構成上、その記念講演では歌わなかったが、翌年3月の卒業式に飛び入り参加させてもらって「最上川」を歌った。
「皆さんのこれから、人生を、大きな志を持って、濁らないで最上川のような大河に成長してください」と卒業生にエールを送った。
輝 ☆彡 2016.10.2
4年振りのオリンピック! 34年振りの鳥海山!
!
バドミントン、レスリング、卓球、シンクロ、・・・・・・。
みんな、凄い! みんな、美しい! 涙も美しい!
素質の上に、人並みはずれた練習量と工夫で勝ち獲った勝利の数々。
このところの女子パワーの大炸裂、深夜、早朝の感動の連続に血圧が上がりそう!
(ここまで書いて、400mリレーが銀! 頑張ったァ!!)
僕も2236mの「挑戦」!
34年振りの鳥海山登山。
出羽富士とも呼ばれ、2236mの秀麗な姿は故郷山形・庄内平野のシンボルであり、孤高を尊ぶ庄内人の精神風土の基になっているように思われる。
平野から仰ぎ見る姿も美しいが、ぐるり周囲を見通せる山上からの眺めが素晴らしい。だから2年前に、好天の日に登る予定を立てた。
週間天気予報を見ながら4日前に山小屋の予約をしたところが、翌日から急に天候が悪化、前日には雨の予報に変わってしまった。山小屋にキャンセルの電話すると、管理人さんは「安全のためにはそれが良いです。また機会があったら来てください。」との優しい返事。
今年のスケジュールは夏を満喫させてくれる好天続きに重なった!
登りは鳥海高原ライン終点の湯ノ台滝の小屋ルートから。
滝の小屋先のニッコウキスゲが咲く八丁坂の手前までは去年一度予行登山をした。
鳥海山は花の山。
大雪渓、小雪渓の西側沢沿いのニッコウキスゲの大群落をはじめ、急坂の薊坂(あざみざか)などに重く頭を下げて咲くチョウカイアザミ、母校の校章になっているチョウカイフスマの白い花など、途切れることなくお花畑がつづく。
次々と出会う花々に見惚れ、その度に写真を撮り、振り返っては遥か遠く日本海に浮かぶ新潟県の粟島から、月山、蔵王山、そして眼下に広がる庄内平野全景の壮大な美しさに感動し、やはりシャッターを切り、鳥海山のすべてを楽しみながらゆっくりゆっくり登った。
ニッコウキスゲの大群落に見守られながら大雪渓、小雪渓を渡って、沢の流れを飛び越えてその先の鳥海山屈指の急坂薊坂の岩場に挑む。
薊坂の長い坂を登りきると、外輪山の伏拝岳に。
ここからは左に落ちる谷越しに山頂小屋を見ながら外輪山を東向きに行者岳へ向かい、北に向きを変えて七高山を目指した。
七高山手前から山頂小屋を目指して西側の沢を降る。
外輪山の縁から見下ろすと垂直かと思えるほどの急なガレ場の坂を安全第一のゆっくりペースで降りた。
振り向けば、この急坂!! 4、50分はかかったか。良くぞ無事に降りられたものだと自画自賛。
たどりついた山頂小屋から眺めた日本海への入り日の美しさ!
雲海かと見えたのは日本海。
酒田港から連絡船で1時間15分の沖合39kmに浮かぶ、固有種トビシマカンゾウとウミネコの繁殖地として知られる飛島の島影が、まるで雲海に浮いているように見える幻想的な夕暮れ。
丁度41年前の夏に、飛島西海岸の磯伝いもふくめてぐるっと一周した時のことを、幻のように思い出した。
空をあかね色に染め、海を薄紫に染めて沈み行く夕日の凄さに身震いがした。
翌日、すっきりと晴れ上がった山頂からはご来光と日本海までのびた影鳥海を見ることができた。
山頂小屋から帰りのルートは、外輪山北側の千蛇谷を西に降って、雪渓を渡ってから七五三掛に登り、そこから外輪山を東へ、千蛇谷を左に覗き込み、右に河原宿に続く緩やかな坂を眺めながら文珠岳から伏拝岳を経て、薊坂から河原宿に降りた。
全山、至る所から澄んだうぐいすの鳴き声が聞こえて来て、疲れを癒し励ましてくれた。鳴き声が止むと、山は無音に。
うぐいすの 声のみぞして 夏の山 輝
先先と 山道を指し あかとんぼ 輝
降りた河原宿から今来たルートを振り返って見上げると、「心字雪」の一番上の雪渓では、まだ夏スキーを楽しむスキーヤーの姿が小さく見えた。
一息入れて、矢張り花々を愛でながら滝の小屋ルートの終点駐車場への最後のルートにかかる。日没にはまだ時間があるから、明るいうちに駐車場に着くつもりだ。
また視界が開けて、斜めに夕日を受けた庄内平野が輝きを増し、その美しさにしばらく立ち止まっては眺め、また立ち止まっては眺めた。
後から降りてくる登山者に道を譲って、ゆっくりゆっくりと降りる。
日没の美しさは言葉にならないほどの見事さ。
が、気がつくと、日没に見とれている間に足元が暗くなりはじめている。慌ててヘッドライトをリュックから出して、帽子にセットした。すでに真っ暗の世界。
先行の下山者から後続者がいると情報を聞いたらしい滝の小屋の管理人さんが「大丈夫ですかー!」とスピーカーで呼びかけてくれた声に励まされて先を急いだが、段差の大きな登山道を夜に下るのは思った以上に難しく、時間が掛かった。
滝の小屋の明かりにホッとして近づくと、入り口で宿泊客の一人がライトで照らしながら待っていてくれた。みんなで声を出して呼びかけてくれたのだと言う。
自分のペースで降りてきた積もりだったが、そんなにまで心配してくれた、山に関わる人たちの気遣いに感謝した。
この先は駐車場まで30分程の距離。途中には谷川を渡る橋と飛び石がある。
安全のためにもと宿泊客に勧められて、その夜はこの滝の小屋に一泊することにした。暖かな夕食をいただき、暖かな寝具にくるまってぐっすりと体を休めることができた。
今年からはじまった「山の日」は、山小屋で起床し山小屋で就寝する記念すべき一日となった。
実はこの滝の小屋こそが、2年前に鳥海登山を計画したのに荒天でキャンセルを余儀なくされた山小屋だった。
翌朝、これもこうなるべきご縁があっての一泊だったと、その不思議をしみじみと思いながら無事に下山した。この一泊で、鳥海登山に更に感慨深い大きな思い出を加えることができた。
滝の小屋の管理人・瀬川さんと、同宿した皆さんに心から感謝しています。
2236mを鳥海山から降りた足で日本海の酒田市・浜中海水浴場の砂浜にテントを張ってキャンプ。
遠浅の海は水が澄んでいて、波静か。
海水浴客が少なくなった夕暮れの浜中海水浴場はまるでプライベートビーチのよう。
北へ海岸線をたどって眺めると、酒田港の突堤から風力発電の大きなブレード(回転羽)、砂丘の先には前日まで登っていた2236mの鳥海山が遠望できる。
すぐ南には庄内空港があって離着陸する飛行機が間近に見え、その先に海岸の温泉地・湯野浜の旅館ビルが見える。
庄内浜は、兄貴たちが村の中学生をリヤカーで引率してキャンプをした浜中の北側に続く十里塚の浜、家族キャンプを楽しみ海浜学校でも過ごした由良海岸、そして、40年ほど前から夏の帰省の折りに日本海に沈む夕日を眺めに寄ったりキャンプをしている浜中と、とても馴染の浜が続いている。砂粒が大きく、サラサラしているから裸足でも気持ちよい。
松林と果樹園に囲まれた浜中の集落は、季節風の飛び砂で村が埋もれる安部公房の小説「砂の女」のモデルになった、庄内砂丘の上に広がった村。
浜中海水浴場の正式名は「浜中あさり海水浴場」。
遠浅の海底の砂を足のつま先でさぐるとこつんとあさりに当たる楽しみがある。
「大漁だ!」と喜ぶ親子もいた。
折畳みのリクライニングチェアーに身を委ねて、その美しさで知られる日本海に沈む夕日を、ゆったりとただただ眺める。
庄内浜満喫の極みだ。
日中の浜中ブルーから暗紫色に、スカイブルーから茜に、そして群青に、刻々と変わる海の色。空の色。
水平線近くを大型貨物船が、その手前を近海の漁船が横切る。
すぐ近くの砂浜では、餌を探してカモメがひょこひょこと横切りながら物欲しそうな視線を送ってくる。
海から吹いてくる潮風に乗って、打ち上がる波音が間をおいて聞こえてくる。
庄内浜の日没時には水平線に必ず雲が出てきて、水平線に没する太陽の姿を見ることができないと言われていたし、今までの経験では実際にそうだった。
それが、今回は珍しく、太陽がジュッと音をたてて水平線に没するまで、一片の雲も現れなかった。こんなこともある、奇跡を喜んだ。
真夜中、テントから出て見上げると、満点の星空に時折流れ星が尾を引いて消えていく。
月影が海面に反射して、錦紗の道を作っている。
翌日、浜中海水浴場からの帰りがけに、酒田市街地に向かう沿道に店を出している奥山果樹園(くまちゃん果樹園)に寄って産直の砂丘メロンを求めた。
少し熟れたのが好きな人には18日から食べ頃と教えられ、今オリンピック観戦で乾いたのどを潤している。
水分がたっぷりしたたり、上品な甘さが口いっぱいに広がる豊かな美味しさ。
美味い! うん! 美味い!! 庄内砂丘のメロンは絶品だ!!!
輝 ☆彡 2016.8.20
追記 :
鳥海登山。
34年前と大きく違っていて戸惑ったのは、外輪山から山頂小屋に下るルート。
行者岳を過ぎて間もなくの所にあった降り口が崩落による通行止めになっていて、北にたどっていくつもの梯子場を越えた七高山(2230m)手前から西側に降りる長く急坂の岩場が、外輪山から山頂小屋と新山に至るただ一つしかないルートなっていた。
この急坂について、ルートガイドなどには何故か詳しくは書かれていない。が、可なりの登山テクニックと気力を備えていない登山者には難しいルートだ。
たとえ山小屋到着時刻を考えながら余裕を持って降り口にたどり着いても、ここから山頂小屋までが鳥海登山ルートの最大難所となって、登山者の心理を圧迫すること間違いない。
太い鎖もあるが、支柱が浮き上がっている物もあり、それに頼るよりは自分でルートを探しながら下る方が安心できた。薊坂を3往復したほどの疲れと、転落と落石の恐怖を感じて実際へとへとになって山頂小屋にたどり着いた。
これから初めて外輪山経由で山頂小屋・新山に行こうとしている登山者の皆さんに、折角眺めや花々の美しさに感動して来ながら、到着直前になって同じような嫌な苦しい思いをしてもらいたくないと思う。
鳥海山は変化に富んだ素晴らしい山です。その素晴らしさを、安全に堪能してください。
花火満喫! 江戸の夏!!
隅田川花火は、両国駅に程近く、都営地下鉄大江戸線が南北に下を走っている墨田区石原の交差点から、車道いっぱいに座り込んだ見物客の一人となって、通りの北の突き当たりに上がる第二会場の連続打ち上げ花火を今年も楽しんだ。
でん六の「味のこだわり」、小魚の干物などをポリポリ食べては缶ビールを飲みながら。
打ち上げ数は多くないものの、短時間に集中して広い河川敷の頭上に上がる連続大花火の迫力と会場までの手軽さで人気ランク上位を占める江東花火大会は、今年は河川敷に広げたシートに座って楽しんだ。
ここ数年は玄関前の廊下にテーブルとイスを並べて見るのが続いていた。
日中に時々強く降った雨はすっかり上がって、絶好の花火日和に。
本当に頭の真上に花火が見えるから首が痛くなるほどだし、広角にしても写真に入りきらない大画面大迫力。
打ち上げ音が腹に響き、呼応して大歓声が河川敷いっぱいに湧き上がる。
もちろんビール、それにここではフライドチキン。でも次々と暇無く上がるから飲んでる間も口を動かす間も無いほど見上げているのに忙しい。
フィナーレは、人生を感じさせる重ねて重ねて打ち上がる壮大な広がりと、フゥーッと緩む余韻・・・!
東京を代表する二つの花火大会を打ち上げからフィナーレまで堪能満喫した今年の江戸の夏!!
輝 ☆彡 2016.8.19
春が来た! ! の次は 暑ッチェ! 夏が来た! !
春が終わる前に真夏の暑さがやって来て。
この光陰、矢よりも早く、今年の半分が・・・。
この間に前々から訪ねたいと思っていた奥州平泉を、初めて訪ねることができた。
僕の祖先に繋がる「佐藤」姓、発祥の地であり、『子午線の祀り』で演じた伊勢三郎義盛の主・源義経終焉の地。
中尊寺参道の杉並木やお堂のたたずまいを見、北上川、衣川の流れを遠望しながら「夏草や・・・」の世界に身を浸した。
「五月雨の 降り残してや 光堂」
閉館間近となった夕方の金色堂はラッシュ時のような雑踏が消えた覆堂の静寂の中にあって、藤原三代が求めた戦の無い時代と極楽浄土の安らぎを形にして、燦然と、温かさを感じさせる黄金色の光となって輝いていた。
心打たれて、しばらく、ただ眺めた。
秀吉の金の茶室とは、違う、金色だ。
オフィス天童のメンバー皆さんがそれぞれ活動されていて、沢山の刺激とエネルギーを貰っている。
3日が千秋楽の『バッファローの月』には
堀口幸恵さんが愛くるしい若手女優アイリーン役で好評出演中。
ベテラン田中正彦さん、旺なつきさんとの丁々発止のやりとりが見物。息を呑んで卒倒に注意 !
やはり3日が千秋楽の『トッケイと華』は作・演出が中村まり子さん。
トッケイって何だ ? から始まって、謎・謎・謎 ! そして見終わったら、何と心優しい作者だろうと、心和んで劇場を後にすること間違いなし。
6月は山形のサクランボ。
爆笑吉村県知事のサクランボのかぶり物から始まって、東根市・平山果樹園の丁寧に育てた粒選りで深い味わいの佐藤錦、上山市・日本の宿「古窯」から「かみのやまの親善大使」として遣わされたガツンとくる歯ごたえと凄い甘さにびっくりする紅秀峰、それに「黄色いサクランボ」の月山錦。
おすそ分けしたご近所さんも稽古場も皆さんニコニコのサクランボ顔。嬉しい6月でした。
しあわせをいただき、ありがとうございました ! !
輝 ☆彡 2016.7.1
春が来た!! スペインからの春が!!
毎年、この時期になると届く春のスペイン便り。
マドリード在住で有数のスペイン語通訳・山田進さんが故郷に一時帰国される折に、僕の大好きなトレドのマサパンなどのお菓子やサンチョの人形などをスペイン、ラ・マンチャの春風と共に届けてくださる。
今年も1週間前に、1775年創業の有名な老舗菓子屋Vicensのスペイン菓子「トゥロン」とCACAO SAMPAKAのチョコレート、それに春風が喜びそうなステキな色柄のスカーフが前触れも無しに届いた。
甘いもの大好きの僕は早速お菓子をいただいた。トゥローンと甘くて、おいしい! !
味わいながら目をつむれば、ラ・マンチャの大地が見えてくる。
ミュージカル
『ラ・マンチャの男』のサンチョ役出演最後の年となった2008年1月、役作りのために訪ねたスペイン、マドリード中心部のソルに近いバルでご夫妻にお会いしてから直接お会いしたことは無かった。
急いで携帯に電話して、今回は何としても東京でお会いしたいとお願いすると、都合が付きそうだとのお返事をいただいた。
8年ぶりの再会は桜が咲きだした東京で、明日、日本橋。
早く、明日が来て欲しい。
輝 ☆彡 2016.3.26
山田進さんは
Knowledge World Ntworkにスペインの街角レポートを寄稿しています。
こんなスペインの日常を知りたかった ! を、とても洒落た軽妙なタッチで楽しくレポートしています。スペインファンにはゼッタイお薦めのページです。
http://k-wn.com/yamada_s/
スペインの思い出の地や店、道などをGoogleマップのストリートビューで訪ねていたら、以前2回訪れたコシード(壺料理)の店、地下鉄Operaから近いBola通りにある「La
Bola Taberna」には店の奧までカメラが入って、一番奧の部屋の壁には何と、僕が記念にサインして置いてきたサンチョの写真が2枚、額に入れて飾られているのを発見
! ! これは驚いた。
次のスペイン旅行の時はまた食べに行きたいと強く思った。
春が来た!! 2016年の春が!!
昨日、白木蓮が春の陽射しに応えるようにパッと花を咲かせた。
快晴の紺碧を背景にして、春のぬくもりを全身で受けとめている清々しさ。
潔さ。
ああー、花と一緒に空に向かって腕を広げて大きく伸びをする。
体と心のコリが音をたててほぐれていく。
春の、快感! !
暖冬の影響で去年から早々と咲き始めた舘椿は、いつもの年より小さくて、でも今も毎日咲き続けている。
もう40年にもなる、故郷の生家から持ってきた実生のヤブツバキ。
この鮮やかな赤い花が、一冬の心を慰めてくれた。
兄ひとり 送りし年の 暮るるかな 輝
事務所も、新しい仲間が増えて、皆さんの活動の広がりがわくわくした期待を持たせてくれる。
嬉しい春の予感! !
輝 ☆彡 2016.3.10
■2016年1月 佐藤 輝
出演
NHK
BS時代劇『大岡越前3』第1回縛られた御地蔵様
2016年
1月15日(金)
20:00〜20:45
再放送
1月17日(日) 18:45〜19:30
絹問屋松屋の番頭佐平役で出演
京都太秦の東映撮影所第6スタジオと映画村オープンセットで撮影。
■2015年12月 佐藤 輝
出演
NHKラジオ第2『朗読』
『森鴎外作品集』全20回のうち10回
生活感あふれるリアルな口語体で表現した
『鶏』『金貨』『大発見』
12月14日(月)
〜26日(土)
月曜〜金曜
9:45〜10:00 5回分まとめ再放送
土曜 22:25〜23:40
『朗読』10回分を単独収録したNHK放送センター608スタジオ。
新事務所 !
!
7月7日以来の更新となりました。
この間、語り尽くせないほど多くのことが次々と身の回りに起きて、その対応に東奔西走しながらも、夏休みのキャンプを楽しみ、トレーニングを平常通り続けて、元気でおります。暑さに耐えながら息を潜めていた訳ではありませんのでご安心ください。
8月31日に、もろもろの事情が重なり合った結果、25年間所属した事務所との所属関係を解消しました。
そして昨日10月1日、新しく開設されたプロダクションに所属しました。
前の事務所でご一緒だった多くの皆さんと、新事務所でもご一緒させていただきます。とても心強く、喜んでおります。
新事務所
「office
- TENDO」のホームページをご覧ください。
皆さまの熱いご声援を、私が所属する新事務所「office-TENDO」と所属の皆さんにもいただけますよう、心からお願い申し上げます。
輝 ☆彡 2015.10.2